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【ご報告】Truth in Boston <その2>

以下、「つづき」です。

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レース前日。フィニッシュゲートの手前から。

<格式>

5歳刻みに資格記録が設定されており、参加ランナーのレベルは総じて高い。

http://www.baa.org/races/boston-marathon/participant-information/qualifying/qualifying-standards.aspx



世界中から力のあるランナーが集結するという印象を受けた。
エントリー開始は例年9月。
私の次の海外レースは、2015年11月のニューヨークシティマラソンの予定(抽選で当たれば)。


<移動>

■Japan ⇒ Boston

日本からは12~13時間のロングフライトになるため(乗り継ぎはプラス4~5時間)、
それなりの覚悟が必要。
国際空港から市内までのアクセスに難儀することはない。
JALはBoston直行便がある。
経由便の場合、経由地の天候(による欠航の頻度)や乗り継ぎについての情報
(ターミナルの数、ターミナル間の移動)を事前に調べておくと安心。

■Boston市内、大会当日

市街地であれば、タクシー、地下鉄に容易に乗れる。
大会当日は、WAVEごとに早朝6時~8時頃のバスに乗り、スタート地点へ移動する(約60分)。

フィニッシュエリア。奥がフィニッシュゲート。

<食事>

「本気レース」となると食事は大切。が、国内と同じ調整は不可能。
いつもと異なる食事で体調を良好に保つために、
事前のレストランチェックや、現地のスーパー等での食料調達が大切になる。
また、「これは!」という「勝負メシ/おやつ」(餅や和菓子など)は日本から持ち込んでおくと良い。

フィニッシュエリアの「Boston Common」にて。

<その他>

公式行事に参加したかったが、前日のパスタパーティは長蛇の列(屋外、寒い)で断念。
また、レース後のパーティは、体調がわるく足を運べず。
情報得られず残念。


今年の参加賞Tシャツ&フィニッシャーズメダル

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来年は出場予定はありませんが、またいつか、Bostonの「高い壁」
(上述の通り、起伏だけでなく、さまざまな難しさを含めた「壁」)
を乗り越える機会を得られたらと考えています。
このブログを読んでくださっている方の中には、
上記標準記録をクリアしている方がけっこういらっしゃるのではないでしょうか。
一度、チャレンジしてみる価値は十分にあると思います。

It's worth challenging. It depends on you.

記念にスーツケースにステッカーを貼ったのですが、
成田到着時に破損が判明。
丁重に対応して頂き、新調することになり、
ほんの1日でGood-byeとなりました。
26.2 mile = 42.195 km。

詳細を記しておくことで、慢心せず、これからも走ることに
真摯に向き合っていく気持ちを忘れないようにしてまいります。


TARO

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