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旅につきもの

いま、このBlogをエチオピアから日本への帰り道、経由地であるドバイで書いています。
と言うのも、アジスアベバ発の便が4時間遅れたことにより、
ドバイでの乗り継ぎ便に間に合わず、丸一日スケジュールが後ろに延びてしまいました
(ドバイ⇒関空は1日1便)。
土曜日の練習会に出るために組んだ「月曜日発、金曜日帰国」のプランだったので、
残念でなりません。
今回は出張でしたが、海外に出ると、この種のアクシデントはつきものではありますよね。
4年前、留学先のイギリスから帰国する際は、経由地のモスクワで、
薄暗い空港の中、17時間を過ごしたことがあります。

今回、それ以上の経験をするとは思ってもいませんでした。
日本では起こらないような航空会社の対応があり、暴動でも起こるのではと言ったら言い過ぎかもしれませんが、
ドバイ到着後、3時間ほど並んでいた列が突如閉鎖され、別の列に並ばされて再び後方から並ぶこと1時間以上・・・。
その時の気持ちと言ったらありません(>_<)
しかも、その前にアジスアベバで7時間待っているんですよね(*_*;
一応日曜日にマラソン走っているのですが(^_^;)
おかげさまですっかり脚がほぐれました(笑)。
今回は超短期間ではありましたが、いかんともしがたいことにたびたび遭遇したような気がします
(多すぎて忘れた!?)。
そんなとき、気持ちをまぎらわそうと、Yujiコーチがくれた本(彼自身が編集担当)を読んでいたら、
こんなセリフが紹介されていました。

『コントロールできないものに気を病むのではなく、できることを精一杯やろう』(松井秀喜)

いかんともしがたいところでストレスをためてはダメだダメだ、と立ち直る元気をもらいました。


エチオピア陸上競技の聖地とも言うべき、アジスアベバのスタジアム。

エチオピアは、「ランニング」という視点だけでなく、

「生きる」とか「人間」とか

そんなことを考えさせられる国です。

行ってみたいという方がいれば、ぜひお連れしたい所です。





ドバイの朝。 朝もやでもなく、排気ガスでもなく、おそらく砂ぼこりだと思うのですが。
かなり視界がわるかったですね。

ドバイで空港の外に出るとは思わなかったため、地理からなにから頭になにも入っていません(^_^;)

TARO

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