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半歩ずつでも前へ。現状維持からの脱却

冬季のランニングシーズン真っ盛りですね(^-^)
みなさん、今シーズンいったいいくつの大会に出場されるのでしょうか。

「記録」を意識すると、ある程度絞った方が良いというのが一般論としてあります。
が、大会に遠征するのがランニングを続ける最大の理由という方もいらっしゃるでしょう。
たしかに、練習より大会のほうが、仲間もいるし、「アフターラン」もあるし、
楽しいですよね♪

私は自分の練習を行うときは基本ひとりなので、
その分、大会は楽だと感じることが多いです。
「練習で泣いて試合で笑え」
この台詞は、相変わらず私の頭の中をグルグル回り、
時々弱い心を突き動かします。
私が接してきた一流選手は、練習でできない(見せない?)
ペースで本番を駆け抜けてみせたものですが、
二線級のランナーにとっては、
練習で自分の受容量を目一杯膨らませておかないとダメなんですよね(^_^;)

「マラソンに奇跡は起きない」
この言葉も最近周りからよく耳にする言葉です。
まったくそのとおりだと思います。
が、かといって無難なレース展開ばかりもよくないし、
たまには突っ込んで失速してもいいか、
と思ったりもします。
決してやけっぱちになってレースを台無しにすることだけはしませんが。
大会に失礼ですから。

「競技場は神聖なところ」
という表現もよくなされますが、
マラソンコースも同じですよね。
目の前に広がる42kmは、この瞬間のために特別に用意されたもの。
感謝の気持ちを持って、祈るように走る。
歳を経るごとにだんだんそんな心境になってきたのは確かです。

「無難なレース展開」で思い出しましたが、
つい先日、プロ野球日本ハムファイターズのダルビッシュ選手が、
「現状維持はダメ」という趣旨のことを言っていました。
私も日頃から意識して生活していますが、なかなか実践できません。
超一流のアスリートですら、現状に納得せず向上心を持ち続けていることに
ただただ驚き、関心しました。

プロ野球に話がいったところで、さらに脱線しますと(笑)
先日、大蔵氏(ケツメイシ)の紹介で、
千葉ロッテマリーンズの吉見祐治選手にお会いする機会がありました(^_^)v
吉見投手と言えば、横浜ベイスターズにドラフト2位で入団以来、9年在籍し、
昨シーズン途中に、我が(笑)マリーンズの新戦力となってくれた方です。

身体も大きいですが、心もデカイ!
おごることなく、立ち居振る舞いと言いますか、
生きざまがカッコよかったです。





選手が実際に着用するシャツを頂戴してしまいました(*_*)



「レース前、毎回ケガをする」と言われる私ですが、
今回も不意にやってきました(^_^;)
土曜日の練習会で少し違和感があり、今日になって痛みが増しました(>_<)
会員の方の治療に来ていたYuheiトレーナーが、
心配してテーピングをしてくれました。
私の経験からすると、今回の足首の痛みは
レースにはまったく影響がない(それまでに収まる)とふんでます。

TARO


PS.

大蔵氏は先日の湘南国際マラソン(フル)で、
奥様を見事初フル完走&サブ5達成へと導きました(伴走)。
今年は本業(CD発売、全国ツアー)が多忙のようです
(五輪のように4年に1度忙しいといううわさも-笑-)。
全国ツアーの情報は今朝の一般紙に全面広告が出ていたようですね♪

http://ketsume.com/index.html

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