
残念ながら私の言葉ではありません(^_^;)
早大競走部の渡辺康幸駅伝監督の言葉です。
夕刻、都内のホテルで
「大学駅伝三冠達成祝賀会」
が行われ、OB、現役部員らが一堂に会しました。
そのときのあいさつで渡辺監督が発したメッセージです。
競技の世界と市民スポーツの世界と、
舞台は異なりますが、
渡辺監督の言うこの考え方に垣根は無いと感じています。

(渡辺監督=写真中央)
まさにきょう行われた「東京マラソン」もしかり。
走らずとも
「ランナーが占有して走らせてもらっていること」
に感謝の気持ちを抱きました。
それから、レースに出れば、
良かった点、わるかった点が必ず発生しますね。
その反省を次にどう生かすかが大切。
そして、「反骨心」。
フルマラソンを走り切る肉体を支えるのはやはり精神面ですね。
渡辺監督の言葉は会を締める意味合いと、
私にとっては、2011年の「東京マラソン」を冷静に締めくくる言葉にもなりました。
さて、その「東京マラソン」は本当に大勢の力がひとつになってこその大会ですね。
主催者、選手、応援と、立場は異なっても
いずれも大会を形作り、成否を握る存在と言えます。
そして、この3者の連係が世の中に
ランニングというスポーツの良さ
---健康増進、人と人の交流---
を広めることにつながっていくのだろうと思います。
ランナーのマナーが叫ばれる昨今。
記録だけに固執したり、
自分さえよければという思考に陥らず、
ランニングを広く根付かせるという
大局的な考えを持って走り続けたいですね。

スタート前。選手も応援者もおつかれさまでした!

東京マラソンのコース沿いにある増上寺

37km付近
TARO
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